成形トラブル

海外移管金型(後編)

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海外から入荷したコンテナ貨物で港についた金型は、

港の倉庫で、コンテナから、トラックに積み替えられて、

弊社工場に入荷します。

金型は、防錆の為油が塗られて、木箱に入っています。

箱の中の金型は、ビニールに包まれています。

ビニールで密封する事で空気を遮断し防錆効果を高めます。

「金型」は錆止め(サビ止め)のためにしっかり油を塗られています。特に輸送に時間のかかる海外金型は、たくさんの錆止めが施されています。

ですので、日本に到着してから、まずすべて金型を分解して、油洗浄を行います。
隅々、ピン1本まで、丁寧に洗浄作業を行います。

洗浄した後、日本での試作を行います。

当然海外でも、何回も試作を行って、金型を完成させていますが、

海外と日本では、機械も、気温も、成型者も違います。

ので、海外でうまく成型出来たからといって、

必ずしも日本でうまく成形出来るわけではないのです。

何回か試作を行い、問題が発生すれば、速やかに金型修正・改造を行います。

そして、完璧に量産が出来る金型に仕上げていきます。

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