成形方法のご紹介

シャーシ(枠組み)の成形

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シャーシ プラスチック

今回の成形品は大型なので450トンの射出成形機を用いています。

材料はABSです

本製品はシャーシ =枠組み(フレームワーク) で、非常に製作過程で問題が起きやすい構造になっています。

まず、非常に多くの隙間や穴、肉厚があるため金型作成が複雑になります。

突き出しピンの場所や数、大きさや形、ガス抜けピン、金型温度や射出速度など

様々な方法、知識が必要になります。

また表面形状が複雑なので、ウェルとライン、ヒケ、ソリなどが発生する可能性が高いです。

このような問題を防ぐためには、金型の設計段階で問題点を発見し、防ぐことが出来ます。

例えば端の部分が外側から見えて中央部が見えない場合、

両側からサイドゲートを行うことで中央部にウェルドラインを発生させます。

他にも抜け勾配を通常より大きくすることでプラスチックの変形を防ぐことが出来ます。

当社では経験豊かな開発メンバーや一級射出技能士が事前に査定を行い、事前のトラブルを最小限に防ぐことが出来ます。

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