成形トラブル

金型温調機を使った品質管理

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こんにちはプラスチック問題解決工場のモリボーです。

「金型温調機」というのがあります。プラスチックの成型で重要なのが成型時の射出スピード 圧力 樹脂温度 などがありますが 金型温度も大きなファクターです。金型温度が低いと樹脂が流れ込んでいる途中に固まってしまい端のほうは充填不足気味になります。また金型温度が高いと樹脂流れが、よくなりすぎバリになったり寸法が大きくなったりします。

金型に流している水も間接的に工場外部のクーリングタワーとつながっているため、夏はぬるく、冬は冷たくなります。当然、出来上がって来る製品にも季節変動が発生してしまいます。

そこで、安定成形するために金型温調器が活躍します!

設定温度と実測の温度の差がほとんど無い状態です。かなり正確に温度コントロールされてます。後は金型の冷却水の通り道がしっかりと通っておれば、金型の熱伝導の差だけのブレになるということです。

金型に金型温調機からダクトをつなげたのがこの後の画像になります。

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